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建築系美術ラジオ ブログトップ
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上村松園展(東京国立近代美術館)[1〜3] [建築系美術ラジオ]

収録日時:2010年10月15日
収録場所:千代田区某喫茶店
収録時間:21分6秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:9.9MB
PLAY出演者:藤原えりみ+糸崎公朗+山口俊郎+栃原比比奈+彦坂尚嘉+天内大樹

東京国立近代美術館での「上村松園展」の批評です。上村松園(1875~1949)は女性として初めて文化勲章を受章した日本画家です。展覧会を見たあと、彦坂尚嘉さんから美人画は、横山大観の「屈原」のような近代日本画の反動で江戸への追憶で生まれたものであり、近代国家としての日本が終わろうとしている現代に、骨董としての価値が生まれ、鑑賞しやすくなっていると説明がありました。そして同時代の鏑木清方などの他の美人画家は身体の構造が描けているのに対して松園は描けていないために芸術絵画ではなくイラストレーションであると指摘し、イラストレーションだからこそ多くの人を魅了する、と上村松園の人気の理由に迫ります。(江藤靖子) 

・出演者プロフィール
藤原えりみ(ふじはら・えりみ)
美術ジャーナリスト。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了(専攻/美学)。著書『西洋絵画のひみつ』(朝日出版社)、共著:『西洋美術館』『週刊美術館』『週刊 日本の美をめぐる』(小学館)、『現代アート事典』(美術出版社)など。訳書:H・リード『近代彫刻史』(言叢社)、C・グルー『都市空間の芸術』(鹿島出版会)、R・アスコット『アート&テレマティークス』(NTT出版)、M・ケンプ『レオナルド・ダ・ヴィンチ』(大月書店)、C・フリーランド『でも、これがアートなの?』(ブリュッケ)ほか。武蔵野美術大学・女子美術大学・東京藝術大学非常勤講師。 

糸崎公朗(いとざき・きみお)
美術家。1965年長野県生まれ。東京造形大学卒業。写真家・美術家。「非人称芸術」のコンセプトのもと、「フォトモ」「ツギラマ」などの独自の写真技法による作品を制作。展覧会やワークショップのほか、出版や雑誌執筆など幅広い活動を行なう。主な個展に「"FOTOMO x CITY"Multi-Perspective Sx Editions」(香港藝術中心)、「金沢をブリコラージュする。」(金沢21世紀美術館)。主な受賞にコニカフォト・プレミオ2000年度大賞、19回東川賞新人作家賞など。主な著書に『フォトモの物件』『東京昆虫デジワイド』(共にアートン新社)など。 

山口俊郎(やまぐち・としお) 
美術家。1977年兵庫県生まれ。2001年倉敷芸術科学大学卒業、2003年広島市立大学大学院修了後、2004年~2010年倉敷芸術科学大学非常勤講師を務める。2009年  立教大学大学院文学研究科比較文明学専攻 彦坂尚嘉ゼミ 科目等履修生として単位取得。2008年 アートガーデン(岡山)にて個展。

栃原比比奈(とちはら・ひいな) 
美術家。1977年生まれ。2001年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。2000年より中野区の知的障害者施設のスタッフとして、ダウン症や自閉症、重度の知的障害者などが絵を描くプロセスと作品を研究。2001年よりサンエックス(株)勤務、2004年退社。2010年彦坂尚嘉アトリエ(気体分子アトリエ展)、ギャラリー山口にて個展

・関連項目
東京国立近代美術館上村松園展

収録日時:2010年10月15日
収録場所:千代田区某喫茶店
収録時間:13分52秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:6.5MB
PLAY出演者:藤原えりみ+糸崎公朗+山口俊郎+栃原比比奈+彦坂尚嘉+天内大樹

国立近代美術館での「上村松園展」の批評のつづきです。作品の保存状態の良さに注目し、人々に愛され、丁寧に保存される作品の共通点に話題は移ります。松園の作品は絹本という高価な支持体に高価な岩絵の具で工芸的ともいえる精緻な描きかたがされているために所有者も保存に力を注ぐのではないかとの指摘がありました。その他に大衆に愛される理由として、代表作である「序の舞」も女性が立っているように描かれていないことを例に、芸術的価値とは別のキッチュ絵画としての価値があり、彦坂さんはそれを挿絵的なものの極限と表現します。前回に引き続き、大衆に愛される松園の作品の本質に迫ります。(江藤靖子)

建築系美術ラジオ

収録日時:2010年10月15日
収録場所:千代田区某喫茶店
収録時間:14分35秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:6.6MB
PLAY出演者:藤原えりみ+糸崎公朗+山口俊郎+栃原比比奈+彦坂尚嘉+天内大樹

国立近代美術館での「上村松園展」の批評の最終回です。冒頭で糸崎さんから蛍の描写の不正確さが指摘され、栃原さんからは腕の位置の不自然さが指摘されます。そのことから松園が社会的通念で描いているために少女漫画的であることに話がおよび、松園の作品の持つ女性的な面について語られます。そこで宝塚歌劇団の様式的、装飾的な部分との類縁性などが話題となりました。最後に、藤原さんが松園をはじめとした当時の女性作家は大変な時代を生きてきた、現代の女性作家は自分たちの課題を見つけなければならないとまとめられました。(江藤靖子)


バーネットニューマン展 [建築系美術ラジオ]

建築系美術ラジオ

収録日時:2010年9月18日
収録場所:川村記念美術館内レストラン
収録時間:22分12秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:10.4MB
PLAY出演者:栃原比比奈+江藤靖子+彦坂尚嘉+天内大樹

川村記念美術館での「バーネット・ニューマン展」(開催中~10.12.12まで)の批評の最終回です。冒頭では、バーネット・ニューマンの彫刻作品について語られます。相変わらず彦坂さんからは厳しいコメントが続出です。本シリーズを聞いて頂ければ、作品の解説だけでなく、バーネット・ニューマンの人物像がわかります。遅咲きで、苦労人だったバーネット・ニューマン。この番組を聴いてから作品を鑑賞すると、また違った見方ができるかもしれません。番組の最後では川村記念美術館の建物や環境にも触れられています。(編集部)

・出演者プロフィール
栃原比比奈(とちはら・ひいな)
1977年生まれ。2001年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。2000年より中野区の知的障害者施設のスタッフとして、ダウン症や自閉症、重度の知的障害者などが絵を描くプロセスと作品を研究。2001年よりサンエックス(株)勤務、2004年退社。2010年彦坂尚嘉アトリエ(気体分子アトリエ展)、ギャラリー山口にて個展。

江藤靖子(えとう・やすこ)
東北芸術工科大学美術科日本画コース4年。

・関連項目
川村記念美術館バーネット・ニューマン展

収録日時:2010年9月18日
収録場所:川村記念美術館内レストラン
収録時間:15分08秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:7.1MB
PLAY出演者:栃原比比奈+江藤靖子+彦坂尚嘉+天内大樹

川村記念美術館での「バーネット・ニューマン展」(開催中~10.12.12まで)の批評の続きです。引き続き、彦坂さんから、一見、ニューマンの作品はピエト・モンドリアンの作品に見られる、厳密な面分割のといったデザイン的要素があるようで、実際に鑑賞してみると実はデザイン的要素や画面の構築性といったものは見られないとの感想が。これについては、戦後アメリカ美術、特に、抽象表現主義というのは、同時代のマーク・ロスコにも見られるように、戦前のヨーロッパの抽象美術を通俗化を図ったもので、バーネット・ニューマンの作品も漏れなく当てはまっているという解説をして頂きます。また、話題は作品の「大きさ」へと再び戻りますが、作品の巨大化には、プロパガンダの要素がとても大きいという背景があり、明治以降に誕生した西洋画に対する日本画にも共通して作品が巨大化する傾向があったのでした。(編集部)

・出演者プロフィール
栃原比比奈(とちはら・ひいな)
1977年生まれ。2001年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。2000年より中野区の知的障害者施設のスタッフとして、ダウン症や自閉症、重度の知的障害者などが絵を描くプロセスと作品を研究。2001年よりサンエックス(株)勤務、2004年退社。2010年彦坂尚嘉アトリエ(気体分子アトリエ展)、ギャラリー山口にて個展。

江藤靖子(えとう・やすこ)
東北芸術工科大学美術科日本画コース4年。

・関連項目
川村記念美術館バーネット・ニューマン展

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世界の新しい美術館と皇居美術館[1〜5] [建築系美術ラジオ]

収録日時:2010年9月5日
収録場所:マキイマサルファインアーツ/東京都台東区浅草橋
収録時間:23分25秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.0MB
PLAY出演者:暮沢剛巳+天内大樹+彦坂尚嘉

浅草橋にある画廊マキイマサルファインアーツで開催中の彦坂尚嘉さんの個展 『HISTORY LESSONS/皇居美術館』に併せ、暮沢剛巳さんと五十嵐太郎さんをお呼びして「世界の新しい美術館と皇居美術館」というディスカッションを収録しました。初回は暮沢さんのお話です。"Chefs-d'œuvre?"展のカタログを見せながら、ポンピドゥーセンター・メス(設計:坂茂+ジャン・ドゥ・ガスティーヌ)の客の入り、展覧会の規模や出品作品について。ストラスブールを挟んで同じくらいの距離にあるスイス・バーゼルの近代美術館拡張(設計:レンゾ・ピアノ)とカールスルーエのZKMの映像センター増設、バーゼルに戻ってシャウラガー(設計:ヘルツォーク&デ・ムーロン)、ストラスブール近現代美術館、リヨンのコンフリュアンス(設計:コープ・ヒンメルブラウ)について。(天内大樹)

・出演者プロフィール
暮沢剛巳(くれさわ・たけみ)
1966年、青森県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。東京工科大学デザイン学部准教授。美術、建築、デザインに関する執筆活動を行っている。著書に『美術館はどこへ――ミュージアムの過去・現在・未来』(廣済堂出版)、『現代美術を知るクリティカルワーズ』(編著、フィルムアート社)、『風景という虚構』(ブリュッケ)、訳書に『実践カルチュラル・スタディーズ』(大修館書店)、『ドゥルーズの哲学』『パステルカラーの罠――ジェンダーのデザイン史』(共訳、法政大学出版局)など。

収録日時:2010年9月5日
収録場所:マキイマサルファインアーツ/東京都台東区浅草橋
収録時間:24分43秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.6MB
PLAY出演者:暮沢剛巳+天内大樹+彦坂尚嘉+五十嵐太郎

五十嵐さんのお話はフランク・ゲーリーによるグッゲンハイム美術館・ビルバオから始まります。「アイコン建築」という評判とは裏腹の、ビルバオの街並みの蓄積と呼応した形態の選択。ダニエル・リベスキントのデンバー美術館増築、ザハ・ハディドのローマ国立21世紀美術館などと重ねて背景を解説。グローバル都市が世界的な建築家の設計作品そのものをコレクションしているのではないか、という現況から、東京よりも元気なソウルのLeeumとソウル大学美術館を紹介し、東京大学福武ホールと比較。アジアに関連して、北京の大山子798芸術区、22院芸術区と張永和の今日美術館、Image Base、上海の莫干山路M50、また閉鎖された北京草場地芸術区などを列挙。ザハによるパフォーミング・アーツ・センター周辺にはゲーリー(グッゲンハイム・アブダビ)、安藤(海洋博物館)、ヌーヴェル(ルーヴル・アブダビ)が集結。ソウル慶煕宮前の広場でプラダが行ったトランスフォーマー展の、クレーンで吊って地面を転がす驚きの仮設建築。(天内大樹)

収録日時:2010年9月5日
収録場所:マキイマサルファインアーツ/東京都台東区浅草橋
収録時間:25分06秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.8MB
PLAY出演者:暮沢剛巳+天内大樹+彦坂尚嘉+五十嵐太郎

彦坂さんが「皇居美術館・空想」の背景を語ります。今回の収録の前に西部邁氏や峯村敏明氏とお話しになったことが前提になっています。現代が出版革命にも比すべき「識字革命」であり、産業構造が大きく転換しており、その余波は美術館にも「指定管理者制度」として襲いかかっているにもかかわらず、報道はそのことに触れず、一般にも広く気付かれていないことへの危機意識から、誰でも気付く変革の象徴として構想された皇居美術館。歴史や国家の表象として建築を考え、その中身として「誰も見ていない」という日本の美術の蓄積を揃える、という「空想」です。世界経済、中国経済の話は「鳥の巣 北京のヘルツォーク&ド・ムーロン」(北京国家体育場の設計と建設を描いた映画)の話に流れ、「ベスト・キッド」(原題:The Karate Kid)の話題が五十嵐さんから出ます。椹木野衣氏のような「リセット」、タブラ・ラサ(磨かれた石版)への白紙還元を批判しつつ、日本の何を蓄積として保存するのか、何を維持するのかという問題に触れます。

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タグ:皇居美術館

バーネット・ニューマン展(川村記念美術館)[2/3] [建築系美術ラジオ]

建築系美術ラジオ

収録日時:2010年9月18日
収録場所:川村記念美術館内レストラン
収録時間:15分08秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:7.1MB
PLAY出演者:栃原比比奈+江藤靖子+彦坂尚嘉+天内大樹

川村記念美術館での「バーネット・ニューマン展」(開催中~10.12.12まで)の批評の続きです。引き続き、彦坂さんから、一見、ニューマンの作品はピエト・モンドリアンの作品に見られる、厳密な面分割のといったデザイン的要素があるようで、実際に鑑賞してみると実はデザイン的要素や画面の構築性といったものは見られないとの感想が。これについては、戦後アメリカ美術、特に、抽象表現主義というのは、同時代のマーク・ロスコにも見られるように、戦前のヨーロッパの抽象美術を通俗化を図ったもので、バーネット・ニューマンの作品も漏れなく当てはまっているという解説をして頂きます。また、話題は作品の「大きさ」へと再び戻りますが、作品の巨大化には、プロパガンダの要素がとても大きいという背景があり、明治以降に誕生した西洋画に対する日本画にも共通して作品が巨大化する傾向があったのでした。(編集部)

・出演者プロフィール
栃原比比奈(とちはら・ひいな)
1977年生まれ。2001年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。2000年より中野区の知的障害者施設のスタッフとして、ダウン症や自閉症、重度の知的障害者などが絵を描くプロセスと作品を研究。2001年よりサンエックス(株)勤務、2004年退社。2010年彦坂尚嘉アトリエ(気体分子アトリエ展)、ギャラリー山口にて個展。

江藤靖子(えとう・やすこ)
東北芸術工科大学美術科日本画コース4年。

・関連項目
川村記念美術館バーネット・ニューマン展


世界の新しい美術館と皇居美術館 [4/5] [建築系美術ラジオ]

収録日時:2010年9月5日
収録場所:マキイマサルファインアーツ/東京都台東区浅草橋
収録時間:15分55秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:7.5MB
PLAY出演者:暮沢剛巳+天内大樹+彦坂尚嘉+五十嵐太郎

浅草橋の画廊マキイマサルファインアーツでの彦坂尚嘉さんの個展 『HISTORY LESSONS/皇居美術館』に併せた「世界の新しい美術館と皇居美術館」という暮沢剛巳さんと五十嵐太郎さんとのディスカッションです。バーゼルという小都市にある現代建築の豊かさと比べた、日本における建築家という存在の耐えられない軽さ。ディコンストラクションの席捲がバブル期と重なってしまったために、バブル期とともに切り捨てられてしまった東京と、今でもディコンストラクションが息づくメルボルン。ザハ・ハディド、レム・コールハース、アルヴァロ・シザの「造形」に対する彦坂さんの理解も聞くことができます。(天内大樹)

・出演者プロフィール
暮沢剛巳(くれさわ・たけみ)
1966年、青森県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。東京工科大学デザイン学部准教授。美術、建築、デザインに関する執筆活動を行っている。著書に『美術館はどこへ――ミュージアムの過去・現在・未来』(廣済堂出版)、『現代美術を知るクリティカルワーズ』(編著、フィルムアート社)、『風景という虚構』(ブリュッケ)、訳書に『実践カルチュラル・スタディーズ』(大修館書店)、『ドゥルーズの哲学』『パステルカラーの罠――ジェンダーのデザイン史』(共訳、法政大学出版局)など。

・関連項目
ジャン・ティンゲリー美術館(バーゼル)


バーネット・ニューマン展(川村記念美術館)[1/3] [建築系美術ラジオ]

収録日時:2010年9月18日
収録場所:川村記念美術館内レストラン
収録時間:15分50秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:7.4MB
PLAY出演者:栃原比比奈+江藤靖子+彦坂尚嘉+天内大樹

川村記念美術館での「バーネット・ニューマン展」(開催中~10.12.12まで)の批評です。作品を鑑賞後、それぞれの感想を述べてる中で、彦坂さんからは絵画作品の大きさについて言及がありました。それは絵画作品が大きくなるに従い、美術作品としての芸術性を維持することの困難さについてであり、建築についても同様の指摘がなされているように、作品の大きさは大きければ大きいほど良いというものではない、というものが、絵画作品にも該当しうるということでした。また、歴史的にも絵画は建築との一体化して壁画として巨大な作品を残していますが、やはり芸術性の高いものを見出すのは難しいという、美術家ならではの厳しい指摘が続々と展開します。(編集部)

・出演者プロフィール
栃原比比奈(とちはら・ひいな)
1977年生まれ。2001年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。2000年より中野区の知的障害者施設のスタッフとして、ダウン症や自閉症、重度の知的障害者などが絵を描くプロセスと作品を研究。2001年よりサンエックス(株)勤務、2004年退社。2010年彦坂尚嘉アトリエ(気体分子アトリエ展)、ギャラリー山口にて個展。

江藤靖子(えとう・やすこ)
東北芸術工科大学美術科日本画コース4年。

・関連項目
川村記念美術館バーネット・ニューマン展


世界の新しい美術館と皇居美術館 [4/5] [建築系美術ラジオ]

収録日時:2010年9月5日
収録場所:マキイマサルファインアーツ/東京都台東区浅草橋
収録時間:15分55秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:7.5MB
PLAY出演者:暮沢剛巳+天内大樹+彦坂尚嘉+五十嵐太郎

浅草橋の画廊マキイマサルファインアーツでの彦坂尚嘉さんの個展 『HISTORY LESSONS/皇居美術館』に併せた「世界の新しい美術館と皇居美術館」という暮沢剛巳さんと五十嵐太郎さんとのディスカッションです。バーゼルという小都市にある現代建築の豊かさと比べた、日本における建築家という存在の耐えられない軽さ。ディコンストラクションの席捲がバブル期と重なってしまったために、バブル期とともに切り捨てられてしまった東京と、今でもディコンストラクションが息づくメルボルン。ザハ・ハディド、レム・コールハース、アルヴァロ・シザの「造形」に対する彦坂さんの理解も聞くことができます。(天内大樹)

・出演者プロフィール
暮沢剛巳(くれさわ・たけみ)
1966年、青森県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。東京工科大学デザイン学部准教授。美術、建築、デザインに関する執筆活動を行っている。著書に『美術館はどこへ――ミュージアムの過去・現在・未来』(廣済堂出版)、『現代美術を知るクリティカルワーズ』(編著、フィルムアート社)、『風景という虚構』(ブリュッケ)、訳書に『実践カルチュラル・スタディーズ』(大修館書店)、『ドゥルーズの哲学』『パステルカラーの罠――ジェンダーのデザイン史』(共訳、法政大学出版局)など。

・関連項目
ジャン・ティンゲリー美術館(バーゼル)

(2010年9月26日公開)

世界の新しい美術館と皇居美術館[1〜3/5] [建築系美術ラジオ]

建築系美術ラジオ

収録日時:2010年9月5日
収録場所:マキイマサルファインアーツ/東京都台東区浅草橋
収録時間:23分25秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.0MB
PLAY出演者:暮沢剛巳+天内大樹+彦坂尚嘉

浅草橋にある画廊マキイマサルファインアーツで開催中の彦坂尚嘉さんの個展 『HISTORY LESSONS/皇居美術館』に併せ、暮沢剛巳さんと五十嵐太郎さんをお呼びして「世界の新しい美術館と皇居美術館」というディスカッションを収録しました。初回は暮沢さんのお話です。"Chefs-d'œuvre?"展のカタログを見せながら、ポンピドゥーセンター・メス(設計:坂茂+ジャン・ドゥ・ガスティーヌ)の客の入り、展覧会の規模や出品作品について。ストラスブールを挟んで同じくらいの距離にあるスイス・バーゼルの近代美術館拡張(設計:レンゾ・ピアノ)とカールスルーエのZKMの映像センター増設、バーゼルに戻ってシャウラガー(設計:ヘルツォーク&デ・ムーロン)、ストラスブール近現代美術館、リヨンのコンフリュアンス(設計:コープ・ヒンメルブラウ)について。(天内大樹)

・出演者プロフィール
暮沢剛巳(くれさわ・たけみ)
1966年、青森県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。東京工科大学デザイン学部准教授。美術、建築、デザインに関する執筆活動を行っている。著書に『美術館はどこへ――ミュージアムの過去・現在・未来』(廣済堂出版)、『現代美術を知るクリティカルワーズ』(編著、フィルムアート社)、『風景という虚構』(ブリュッケ)、訳書に『実践カルチュラル・スタディーズ』(大修館書店)、『ドゥルーズの哲学』『パステルカラーの罠――ジェンダーのデザイン史』(共訳、法政大学出版局)など。

収録日時:2010年9月5日
収録場所:マキイマサルファインアーツ/東京都台東区浅草橋
収録時間:24分43秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.6MB
PLAY出演者:暮沢剛巳+天内大樹+彦坂尚嘉+五十嵐太郎

五十嵐さんのお話はフランク・ゲーリーによるグッゲンハイム美術館・ビルバオから始まります。「アイコン建築」という評判とは裏腹の、ビルバオの街並みの蓄積と呼応した形態の選択。ダニエル・リベスキントのデンバー美術館増築、ザハ・ハディドのローマ国立21世紀美術館などと重ねて背景を解説。グローバル都市が世界的な建築家の設計作品そのものをコレクションしているのではないか、という現況から、東京よりも元気なソウルのLeeumとソウル大学美術館を紹介し、東京大学福武ホールと比較。アジアに関連して、北京の大山子798芸術区、22院芸術区と張永和の今日美術館、Image Base、上海の莫干山路M50、また閉鎖された北京草場地芸術区などを列挙。ザハによるパフォーミング・アーツ・センター周辺にはゲーリー(グッゲンハイム・アブダビ)、安藤(海洋博物館)、ヌーヴェル(ルーヴル・アブダビ)が集結。ソウル慶煕宮前の広場でプラダが行ったトランスフォーマー展の、クレーンで吊って地面を転がす驚きの仮設建築。(天内大樹)




建築系美術ラジオ

収録日時:2010年9月5日
収録場所:マキイマサルファインアーツ/東京都台東区浅草橋
収録時間:25分06秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.8MB
PLAY出演者:暮沢剛巳+天内大樹+彦坂尚嘉+五十嵐太郎

彦坂さんが「皇居美術館・空想」の背景を語ります。今回の収録の前に西部邁氏や峯村敏明氏とお話しになったことが前提になっています。現代が出版革命にも比すべき「識字革命」であり、産業構造が大きく転換しており、その余波は美術館にも「指定管理者制度」として襲いかかっているにもかかわらず、報道はそのことに触れず、一般にも広く気付かれていないことへの危機意識から、誰でも気付く変革の象徴として構想された皇居美術館。歴史や国家の表象として建築を考え、その中身として「誰も見ていない」という日本の美術の蓄積を揃える、という「空想」です。世界経済、中国経済の話は「鳥の巣 北京のヘルツォーク&ド・ムーロン」(北京国家体育場の設計と建設を描いた映画)の話に流れ、「ベスト・キッド」(原題:The Karate Kid)の話題が五十嵐さんから出ます。椹木野衣氏のような「リセット」、タブラ・ラサ(磨かれた石版)への白紙還元を批判しつつ、日本の何を蓄積として保存するのか、何を維持するのかという問題に触れます。


松田達展(2) (3) (1) [建築系美術ラジオ]

松田達展[2/3]

収録日時:2010年7月14日
収録場所:深川いっぷく/江東区
収録時間:14分42秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ: 6.9MB
PLAY出演者:磯達雄+星裕之+高橋堅+小寺亮+栃原比比奈+天内大樹+彦坂尚嘉+松田達

松田達展その2。前回の配信で様々に挙がった疑問、特に規模をめぐる磯さんの質問から松田さんが答えます。星裕之さんは構造だけを示している「下田・皇居美術館」計画の模型に対し、現実社会に着地する建築かどうかを問い、実際に松田さんが現実の中で建てていった場合の構想の変化などに期待します。小寺さんは展示場所「深川ラボ」に好感、美術家の栃原さんは松田さんを「こっち寄り」の「アーティスト」と位置づけます。模型の示す規模について話が集中。これらに対する松田さんの答えは、次回配信をお楽しみに。建築系美術ラジオ第5回収録です。(天内大樹)

・出演者プロフィール

磯達雄(いそ・たつお)
建築ジャーナリスト。1963年埼玉県生まれ。1988年名古屋大学工学部建築学科卒業。1988〜1999年『日経アーキテクチュア』編集部勤務。2000年に独立。2002年から編集事務所・フリックスタジオを共同主宰。桑沢デザイン研究所および武蔵野美術大学非常勤講師。

星裕之(ほし・ひろゆき)
1969年生まれ。93年宇都宮大学卒業後、近藤春司建築事務所や構造設計事務所を経て98年STUDIO POH設立。コンシューマー誌への作品発表の他、専門誌への技術的寄稿多数。著書に『建築学生の「就活」完全マニュアル』他。宇都宮大学非常勤講師、東北大学大学博士課程後期在籍。

高橋堅(たかはし・けん)
1969年生まれ。1995年東京理科大学大学院、96年コロンビア大学大学院修了後、青木淳建築計画事務所を経て2000年より高橋堅建築設計事務所主宰。東京理科大学・京都造形芸術大学非常勤講師。主な作品に「鵠沼の長屋」「鵠沼の二世帯住宅」「東京理科大学コミュニケーション棟」「弦巻の住宅」など。

小寺亮(こでら・りょう)

1985年北海道生まれ。2010年室蘭工業大学大学院修了。

栃原比比奈(とちはら・ひいな)
1977年生まれ。2001年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。2000年より中野区の知的障害者施設のスタッフとして、ダウン症や自閉症、重度の知的障害者などが絵を描くプロセスと作品を研究。2001年よりサンエックス(株)勤務、2004年退社。2010年彦坂尚嘉アトリエ(気体分子アトリエ展)、ギャラリー山口にて個展。

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